その遺品整理業者、大丈夫？悪徳業者と普通の業者との見分け方！

自分たちで遺品整理を行うには時間がなくて手をつけれなかったり、遺品の買取や供養をどうしたらいいか？などが分からない人にオススメなのが遺品整理業者 なのですが、遺品整理業者の中には悪徳な業者も存在します。

悪徳な業者を選んでしまうと、

・不当な低価格での遺品買取

・相場よりも大幅に高い見積もり費用

・追加料金による高額請求

・当初に言っていたこととやっていることが違う

などのリスクがあります。

そこで今回は、悪徳ではない遺品整理業者の見分けるために、いくつかポイントをお伝えします。

料金が明確な業者

ちゃんとした遺品整理業者は、料金が明確です。

遺品整理の相場は大体、1Rで35000円、4LDKで25万円とされています。

丁寧な業者は、公式ホームページに明確な料金を提示しています。

悪徳業者は「あれも、これも」と難癖をつけて追加料金を提示し、さらっと100万円以上もの費用を請求してきます。
遺品整理で100万円以上かかることなど滅多にないので、こういった業者は先ず疑いましょう。

特に悪徳業者は、公式ページでは激安を謳っているものですが、いざ見積もりをしてもらうと、実際よりも多額の費用を提示してきます。
さらにそこで断ると、キャンセル料を取ってくるので、気を付けたいですね。

遺品整理による写真が記載されている

遺品整理をした証拠写真が記載されている業者を選びましょう。

名ばかりの遺品整理業者は、写真を記載しておらず、丁寧に遺品整理をしてくれるか？分かりません。

キャリアがある遺品整理業者はほぼ確実に遺品整理のビフォーアフター写真を記載しているものです。

もっと信頼のできる遺品整理業者だと、遺品整理前と遺品整理後の部屋を載せているだけでなく、お客さんと業者さんが一緒に映っていると言ったところもありますね。

なんにせよ、遺品整理前と遺品整理後の写真が公式ホームページに載っていない業者には要注意です。

あと強いて言うなら、「お客様の声」というものが文章で記載されていることがよくありますが、あれは文字だけではスタッフまたは外注が書いただけのねつ造の可能性もあるので、それだけを信用するのはあまりよくないでしょうね。

会社概要があり、実際に会社が存在している

当たり前のように思えますが、普通の業者の公式ページには会社概要が載っていて、実際にその会社は存在しています。

信頼のできる業者かどうか？より深く調べたい方は、会社名をネットで調べて、どのような事業をおこなっているか？探るといいでしょう。

悪徳業者だったら驚くことに、会社自体が存在しなかったり、何をしている事業なのか？ネットで調べても分からなかったりします。

より信頼のできる業者に遺品整理を頼みたいなら、こう言った作業も大切かもしれません。

許可証を所持している

遺品整理をおこなうにあたって、絶対に必要な許可証があります。

それが、一般産業廃棄物収集運搬許可証や古物商許可証です。

他にも、遺品整理の資格として

・遺品整理士
・遺品査定士
・事件現場特殊清掃士

などがありますが、これらは飾りみたいなものです。
もちろん、取得している業者のほうが遺品整理に対しての志が高いと言えるかもしれませんが、一概には言えません。

とにかく、一般産業廃棄物収集運搬許可証や古物商許可証を取得せずに、遺品を処分したり買い取りをおこなう行為は違法にあたるので、そういった業者を選ばないようにしてください。

遺品整理をやるにも資格が必要！絶対に持っておきたい許可証や認定証とは

テレビ番組・ニュースで紹介されている

メディアに顔出ししている遺品整理業者は比較的に信用できる部類には入ります。

やっぱり、テレビやニュースに出演するとズルが出来なくなりますから、メディアに露出しているだけで信用度は他の業者と比べると高いです。

またメディアに露出している遺品整理業者はある程度、数をこなしているので、遺品整理の経験もかなり豊富なことから、安心して任せれる可能性がかなり高いですね。

というか、従業員がホームページにも顔出ししていない業者を選択するのは論外と言えるかもしれません。

最悪でも、従業員がホームページに顔出ししていて、欲を言えばメディアに露出していてほしいですね。

見積もりに時間をかける

ちゃんとした遺品整理業者は、見積もりをすぐ終わらせたりしません。

その反面、悪徳業者はざっくりと費用を決めるので、30分くらいで見積りを済ませてしまいます。

その結果、悪徳業者は普通よりも大幅に高い料金を搾取してくるのです。

見積もり時にちょっとでも怪しい　高い　と感じたら、他の業者の見積もりも行いましょう。

というか本来なら、2、3社は同時に見積もりをしてもらったほうが良いですけどね。

公式ページ通りに遂行する

普通の業者は公式ページ通りの費用や見積もり料ですし、働いているスタッフと顔と名前も一致しているものです。

当然と言われれば当然ですが・・・悪徳業者はその限りではありません。

例えば公式ページには見積もり料は無料であり、キャンセルした場合でも料金はかからないと記述されていたのにも関わらず、いざやってもらったら「キャンセルした場合、見積もり料を貰います。」などと言いだします。

このようなことを述べる業者は間違いなく悪徳なので、引っ掛かる前に、公式ページや実際に問い合わせした際に見極めたいところですね。

もし、実際にキャンセル料がかからないとしても、一度家に入れてしまうと、非常に断りづらくなるものです。

悪徳業者だと特に、「今、決めないと損ですよ。」「できれば、今日決めてください。」などと訳の分からないことをペラペラと喋りだし、圧力をかけて断りづらくしてくるに違いありません。

ちなみにアドバイスすると、問い合わせ内容は、その業者の公式ページに記載されている事柄を質問してみるといいでしょう。

公式ページに記載されていることと全く異なることを言い出したら、悪徳業者・ボッタクリ業者だと疑ってかかってください。

処分・供養方法が適切

遺品整理をする場合、処分する物品と供養する物品で分けなければなりません。

優良な遺品整理業者であるなら、処分する物品と供養する物品とでしっかりと区別しますし、必要であるなら焚きあげ供養までおこないます。

その遺品整理業者が焚き上げ供養をおこなうかどうか？というのは、公式ページを見ればお分かりいただけると思います。

あなたの家の宗派に合わせたお坊さんなどを呼び、ご供養するまでが遺品整理業者の仕事です。

悪徳な業者や安い業者は、遺品をぞんざいに扱いがちです。

供養の際もしっかりとしてくれる業者を選びましょう。

対応が丁寧

しっかりとした遺品整理業者と言うのは、遺品整理をすることに誇りを持っているので、対応が丁寧であり、遺族に対して思いやりを持っています。

逆にお金のことしか考えていない業者は雑な対応をしてくるので、お問い合わせ時にちょっとでも嫌悪感を抱いたら、別の遺品整理業者に問い合わせしてみるといいでしょう。

まとめ

以上が、遺品整理業者の見分け方となります。

悪徳業者に当たらないためには、

・支払いにかかる料金が明確

・遺品整理前・整理後のビフォーアフターなどの証拠写真が公式ページに載っている

・遺品整理士としての資格を持っている従業員が働いている

・遺品整理業者のスタッフの顔や名前が公式ページに記載されている業欲を言えば、テレビで紹介された業者)

・見積りをすぐ済ませない

これらに当てはまる遺品整理業者を選びましょう。