放置ダメ、絶対！遺品で拳銃(猟銃)や日本刀が出てきた場合の対処法

遺品整理をしていると、いろんな遺品が出てきます。

そこで、拳銃や日本刀が出てきたらどうすればいいのか？答えます。

遺品整理してたら拳銃が出てきた場合

遺品整理をしていると、拳銃が出てくることがあります。

警視庁の公式ページによると、「遺品拳銃は、大事な形見であっても所持することはできません。」とあるので、遺品整理で出てきた拳銃を家に飾っておくなどすることは出来ないと考えておいて問題ないでしょう。

もし、遺品整理で出てきた拳銃をそのまま自宅に持って帰ったりなどして保管していた場合、「銃刀法違反」になってしまいます。

おとなしく、最寄の警察署に持って行った方がよさそうですね。

もちろん、遺品整理業者に拳銃を買い取ってもらうのも違法にあたるのでやめておきましょう。

遺品整理してたら実弾が出てきた場合

もちろん、実弾の所持も火薬類取締法により、違法です。

現に、父の遺品である砲弾を自宅に保管して逮捕されている男性もいますしね。

また、遺品整理業者に買い取ってもらったり、勝手に処分することも、火薬類取締法によって違法となっています。
実弾を使用できる拳銃さえあれば利用できるわけですから、拳銃所持者に売ることもできます。

なので、遺品整理で実弾が出てきた場合は、鉄砲店に持っていくか？鉄砲店が周りに無い場合は警察署に持っていくといいでしょう。

遺品整理してたら散弾銃(猟銃)が出てきた場合

ややこしいことに、散弾銃は拳銃とは扱いが違います。

散弾銃は、免許を持っていれば所持することができますが、持っていない場合は、50日以内に警察署に頼んで処分しましょう。

もしくは、鉄砲店に引き取ってもらうこともできます。

遺品整理してたら日本刀が出てきた場合

日本刀が出てきた場合は、登録証さえあれば、そのまま自宅で遺品として保管しておくことは可能です。

参考:http://www7b.biglobe.ne.jp/~osaru/touroku.htm

登録証がある際は、今、誰がこの日本刀を所持しているのか？ということを証明するために、名前と住所、登録証に書かれている内容を記載したはがきに捺印して、教育委員会宛てに送りましょう。

そうすれば、名義変更することができ、日本刀を所持することができます。

ただし、登録証が無い場合は、警察署に発見届けを提出しなければなりません。
そのまま保管していると銃刀法違反で捕まる可能性があります。拳銃同様、買い取りもしてもらわない方が良いでしょう。

また、日本刀はしっかりと手続きさえすれば、買い取ってもらうことも可能です。

下手をすれば、100万円超えるものもあるので、日本刀の扱いが面倒だからと言って、警察署で処分するのはもったいないかもしれませんね。

まとめ

以上が、遺品整理で出てきた拳銃や散弾銃(猟銃)、日本刀の処理の仕方となります。

何も気にせずそのまま保管しておくと、後から面倒なことになりかねないので、正しい方法で遺品を処理できるといいですね。

ちなみに、遺品整理業者に頼めば、正しい方法で処理してもらえますよ。
ただし、悪徳業者はその限りではありません。優良な遺品整理業者に頼みましょう。