特殊清掃と遺品整理の違いってよくよく考えてみるとどこが違うの?って思ったりしますよね。

特殊清掃屋でも遺品を整理すれば遺品整理業者として成り立ちますし、わざわざカテゴリーを分ける必要がなさそうな気がしますよね。

でも、特殊清掃と遺品整理の違いはしっかりとあります。

ということで今回は、特殊清掃と遺品整理の違いをお伝えいたします。

特殊清掃と遺品整理の違い

特殊清掃と遺品整理の違いは簡単に言うと、どちらをメインに行なっているか?にあります。

遺品整理屋なら遺品整理を中心に、特殊清掃屋なら特集清掃を中心におこないます。

しかし、ここでポイントとなるのは、特殊清掃屋でも遺品整理をおこなうことがあるということです。というか、ほぼ必ずと言っていいほど付いてきます。

遺品整理は特殊清掃中に行うことができるので清掃中に遺品整理を一連の流れとしておこなうことがほとんどなのです。

対する遺品整理屋なのですが、遺品整理屋も特殊清掃をおこなう場合がありますが、業者によって方法や清掃できる範囲が違ってきます。

具体的に言うと、

・他社の特殊清掃屋を雇って清掃を行う

・できる範囲でザックリおこなう

このようになります。

何故こうなるかと言うと、特殊清掃と言うのはその名の通り特殊な清掃なので、そこら辺の素人が簡単に出来るようなものではなく、とても専門性が高い作業となるからです。

例えば以前、インタビューしていただいた遺品整理屋のクリーンメイトさんの話によると、200万円くらいのイスラエルから購入した機械を使って清掃するとのことでした。

他にも、普通の清掃では決して取れない汚れを取るための薬品に対する知識や住宅、リフォームの知識なども蓄えておかないといけません。

ここから考えるに、遺品整理屋による特殊清掃の質には差がつくと言うことが考えられますよね。

特殊清掃屋と遺品整理 どっちを選ぶかは現場の状況次第

以上のことから、専門性が高いのが特殊清掃屋であり、さほど専門性を必要としないのが遺品整理屋となります。

で、特殊清掃屋か遺品整理屋、どちらを選んだほうが良いのか?ですが、これは片付けて欲しい家の状況に合わせれば良いでしょう。

例えば、ニオイや汚れがほとんどなく、部屋や遺品を整理して欲しいというだけなら、遺品整理屋に頼めば良いでしょうし、腐敗臭や故人の体液が床にこびりついてしまっている場合などは、特殊清掃屋にお願いしましょう。

ポイントとしては、さほど汚れていない場合などな遺品整理屋にお願いしたほうが良いということですね。

何故なら、特殊清掃屋の仕事は専門性が高いので、遺品整理屋よりも高くつく可能性があるからです。

ただ、どうしようもない汚れやニオイがある場合は、専門性の高い特殊清掃屋に依頼してください。そこでケチって遺品整理屋に頼んでしまった場合、ニオイや汚れがずっと取れないということもあり得るので、清掃したい家の状況を見てどちらに頼むのがベターなのか?じっくり考えて下さい。

また、遺品整理であろうと高い費用を要求してくる業者はもちろんあるので、特殊清掃が必要かどうか?+どこの業者に頼むか厳選する というのがベストです。

特殊清掃屋と遺品整理屋の費用相場 比較

特殊清掃屋 30000〜800000円以上
遺品整理屋 30000〜600000円以上 +特殊清掃代(30000〜100000円前後)

※あくまでも目安です。

ゴミ屋敷清掃や不用品回収屋というのもある

遺品整理ではなく、ゴミ屋敷清掃や不用品回収屋という業者も存在します。

特殊な作業こそできませんが、整理して欲しい部屋の状況に合った業者に頼めば、余計なお金を取られずに済むでしょう。

ただし、余計なオプションをつけてきて、中途半端な作業だけされて結局、ぼったくられてしまうというケースもよくあるので、業者選びは必須ですけどね。

まとめ

以上が特殊清掃屋と遺品整理屋の違いです。

どちらを選ぶかで大事なことは、特殊清掃が必要か否か?です。

血液などの体液が床に染みついていたり、腐敗臭が消えないなどと言った場合は、特殊清掃屋に頼むのがベストですし、一般の清掃で済みそうな状況であるならば、遺品整理屋に頼むといいですね。

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