高齢者の入浴中による死亡事故ってとても多いですよね。
今まで言われてきたのは、お湯の熱さによる「ヒートショック」や「溺死」でした。

しかし最近になって、入浴中の死亡事故原因の8割が「熱中症」だということが千葉科学大学の研究によって明らかになりました。

ということで今回は、その点についてお伝えいたします。

本当は8割以上が熱中症

千葉科学大学の研究によると、高齢者入浴中の事故「熱中症は8割越え」「ヒートショックは1割未満」と調査で分かりました。

参考:https://www.sankei.com/life/news/190708/lif1907080003-n1.html

今まではお風呂場での事故原因のほとんどがヒートショックで残りの1割~2割が熱中症や溺死とされていました。

しかし、今回の調査で入浴中のほとんどの事故原因が熱中症だと分かったのです。

熱中症に対する対策を強化しましょう

今回の調査はかなり貴重です。
何故なら事実が判明したことにより、高齢者の入浴事故を減らす方法が「熱中症に対する対策」だということが明白になったからです。

ですから、入浴中の事故を減らすには、熱中症に対する対策をよりいっそう強めましょう。

特に夏の時期は、外出時でも部屋の中でもエアコンをつけたり水を飲むなどして熱中症対策をするべきでしょう。
もちろん、お風呂場でもそうですね。

これまで、お風呂場での死亡事故の原因のほとんどがヒートショックだと言われてきたのは、高齢による神経系の老化が関係しています。
高齢者は神経系が老化していることにより、お湯の熱さを感じるのにも時間がかかるのです。

ですから、長めにお風呂に浸かってしまい、気づいたころには体温が40度を超えていて、そこから意識を失ってしまって溺死、といった結果になります。

そうならないためにも、熱中症に対する対策を強化すべきでしょう。

入浴時、熱中症にならないための具体的な対策法

高齢者がお風呂場で注意すべきことは、41度以上の浴槽に30分以上浸からないことですね。

41度以上のお湯に30分以上浸かっていると、体温も41度を超えます。

若い人なら熱くて浴槽から出れますが、高齢者は気づきにくいので要注意です。高齢者が長時間、浴槽に浸かっているのなら、周の人が声をかけてあげましょう。

銭湯などに行って長時間の入浴を楽しみたいのなら途中で足湯や腰までお湯に浸かるなどして、体温を調整しましょう。
もちろんのぼせやすさには個人差がありますが、温度を31度などに調整するなどして熱中症対策をしたいところですね。

今の時代、緊急ブザーなどが付いているお風呂場などもありますが、そのブザーを押せる余裕がないくらいのぼせてしまっていることもよくあります。

特に一人暮らしなら、そのブザーを押しても気づかれませんよね。

それこそ 入浴中の孤独死→特殊清掃 と繋がってしまう原因になります。

まとめ

以上のように、入浴中の事故原因のほとんどが熱中症だと言うことが分かりました。

お風呂は楽しい反面、危険がたくさん存在する場でもあります。

入浴時に1人1人が熱中症やヒートショックに対して注意しなければどうしようもないこともあるので、気を付けたいですね。

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