夏場の孤独死に注意！早期発見が大事な３つの理由と対策方法！

遺品整理や特殊清掃業者に依頼する方のほとんどは、別居している親族が倒れたときに依頼します。

別居していることから、親族が倒れたことを発見するのに時間がかかってしまいます。隣人や大家がその異変にすぐ気づいてくれれば問題ないのですが、必ずしもすぐ気づいてくれるとは限りませんし、ほとんどの場合は気づきにくいというのが現状です。

特に夏、早期発見できないと結構ヤバイことになります。
ということで今回は、早期発見だ大事だという理由や対策方法をお伝えいたします。

費用が高まる

夏場は特に、

・体液が床に染み込みやすくなる

・クロスや木材にニオイがつきやすくなる

などの問題が起こり得ます。

床に深く染み込むと、奥のベニヤ板まで切り取らなければならなくなります。

ニオイに関しては、クロスの内側にある下地やさらにその奥にある石膏ボードの解体までおこなわなければ、ニオイが取れないこともあります。

結果、特殊清掃の費用が高まります。

特に、大きなお家やマンションに住んでいる場合で床の奥の奥まで体液が染み込んでしまっていると、特殊清掃業者だけに留まらず、施工元の会社にも依頼しなければならなくなるので、さらに莫大な費用がかかってしまいかねません。

また嫌なことに、早期発見に遅れると、相場を知らない依頼者に対して「ここまで染み込んでいるので〇〇万円ほどかかります。」と言った風に、要らない作業まで追加でいれてきたりしてぼったくってくる業者もいるので、恐ろしいですね。

ハエやゴキブリ、ウジが大量発生する！

早期発見できないと、虫がいたるところに沸きます。

こちらも遺品整理・特殊清掃業者に任せれば殺虫駆除してもらえますが、虫が湧いていれば沸いているほど、費用は高くなってしまいます。

例えば長時間発見に遅れ、物などが腐敗するとゴキちゃんがこれほど沸いたりします。(閲覧注意)

近隣にニオイや虫が広がりトラブルになる可能性がある！

仕方のないことではありますが、早期発見しないと、近隣にまでニオイや虫などが行き渡り、悪影響を及ぼします。

よって、後から隣人から我々親族に文句が来る可能性があります。

口うるさい人なら、なにかとケチをつけてくることがあるので、トラブルが面倒な方は早期発見に努めることに越したことはないですね。

体液がしみこんだりニオイが取れなくなる前に早期発見を！

大切なのはやはり、早期発見ですね。

早期発見する方法としては、

・定期的に電話やLINEなどで連絡をする

・可能であるなら数日に1回、顔を出す

例え親族と仲が悪くても、早期発見するに越したことはありません。
出来るだけ、連絡するようにするのが無難ですね。

早期発見の重要性は夏場だけに留まらない

もちろん夏場だけでなく、ほかの季節も注意してください。

特に冬明けは、暖かくなるタイミングなので、今まで寒さでニオイなどが抑えられ、気づかなかった遺体が発見され始めます。

まとめ

以上が孤独死はなるべく早期発見したほうが良い理由でした。

早期発見のためにも、電話などで頻繁にやりとりをする方がいいでしょう。

また、自分の遺族ではなく、隣の部屋などから悪臭が漂った場合などもすぐに通報するようにしてあげるようにしましょう。