遺品整理業者に遺品整理を頼む場合、作業にかかる費用相場はいくらになるのか?どのようにして決められるのか?気になる人が多いことだと思います。

ということで今回は、遺品整理・ゴミ屋敷片付けにかかる費用相場や費用の決まり方をお伝えします。

遺品整理費用の目安

参考:遺品整理プログレス

ほとんどのケースでこれくらいの費用となります。

ここから、

・汚物などを除去するための特殊清掃費
・供養費
・ハウスクリーニング費
・リフォーム費
・仏壇クリーニング費

が加算されます。

もちろん必要でない場合は加算されませんし、必要な場合なら、5万~10万以上は加算されると思っておいて問題ありません。特に、仏壇をクリーニングする場合などは、数十万以上はかかります。

あくまでも目安ですし、諸条件で変動しますが、大きく誤差が出ると言うことはないでしょう。

お見積り時に納得のいかない費用だった場合、数社に見積もりをおこなってもらってください。

遺品整理業は労働集約産業である

遺品整理は、労働集約産業に当てはまります。

労働集約産業とは、労働力に対する依存度が高い業界です。
例えば、運輸交通や土木建築などがこれに当てはまりますね。

運送会社や工事現場などのように、人が集まって初めて成り立つような仕事のことを指します。

つまり、従業員の一人一人が売り上げを担っていることになるので、ほとんどの経費は「人件費」「作業費」ということになります。

遺品整理は3つの要素で費用が決まる

遺品整理にかかる費用は大きく言うと、

・作業費(人件費)

・車両経費(トラック経費)

・処分費

で決まります。

作業費(人件費)

作業費とは

・運搬
・清掃
・洗浄

などをするための費用です。

人件費とも呼び、どのようなスタッフが仕事を引き受けるのか?で費用が変動します。

車両費

車両費とは、トラックに物品やゴミなどを積む費用です。

物が多ければ多いほど、大きなトラックや台数が必要なので、その分、費用が変動します。

処分費

処分費とはその名の通り、物やゴミ、汚物を捨てるためにかかる費用ですね。

作業費、車両費、処分費、この3つの中で一番、費用が変動するのが処分費です。

お客さんごとに、処分しなくてはならない物品の数は全く違うからですね。

処分費は、処分しなくてはならない物品の量により変動します。

また、処分費に比例して作業費や車両経費が若干上がる可能性があります。

遺品整理・ゴミ清掃の費用相場一例

都内の1DKマンションの遺品整理・ゴミ部屋片づけを一例として挙げます。

整理前

整理後

実際にかかった費用

出展元:https://www.youtube.com/watch?v=o92GTrWF7C4

要不要選別を行い、明らかなゴミや不要な物を廃棄し、水回りと床のクリーニングすると言った内容です。

あくまでも一例なので、参考程度にしてください。

作業費の仕組みはアルバイトか正規雇用者なのか?で変動

「作業費をもっと安くできたらな~」と考える人は少なくないでしょう。

実際、作業費は業者によって変動します。
その費用の違いは、アルバイトか、正規雇用者なのか?です。

お分かりいただけるかと思いますが、アルバイトのスタッフと、
会社でしっかりと育て上げられた遺品整理士の資格を持っている正規雇用者の意識の持ちようは全く違いますよね。

アルバイトを雇っている業者なら作業費はある程度安くなるでしょうし、正規雇用者なら、もう少し高くなることでしょう。

ただここをケチると、遺品をぞんざいに扱われたり、処分したくないものを処分されたり、最悪の場合はアルバイトのスタッフによる高額遺品の盗難なんてこともあり得ます。

格安の業者だと、「不法投棄」の懸念もありますしね。

「安心・安全」を求めるなら、作業費はケチることは出来ないでしょう。

割高になる可能性があるケース

割高になる可能性があるケースは

・害虫、害獣系
・糞尿
・団地やタワーマンションなどの建物事情
・早朝、深夜

いずれかの要素がある部屋を遺品整理、清掃する場合です。

害虫、害獣系

部屋がダニやネズミの糞などと言った、アレルギー反応を起こしやすい物がたくさんある場合、消毒やそれなりの装備をしなければならなくなるので、割高になるケースがあります。

糞尿

そして、ほぼ確実に費用割り増しの原因になるのが「糞尿・汚物系」です。

セルフネグレクトと言って、自分の生活を管理できなくなった方は、トイレにさえ行くことが出来なくなるので、ペットボトルにおしっこをしたり、その辺に糞尿をまき散らしがちです。

また、ペットの糞尿も同様ですね。

他には、腐敗した食品や、感染のおそれのある物(血液や体液の付着したもの)が散らばっている場合も、割高になる可能性があります。

団地やタワーマンションなどの建物事情

階段のある団地やタワーマンションなどの高層ビルに住んでいる場合は割高になる可能性があります。

また、エレベーターが端、駐車場も端というふうに、往復するだけでも500mかかるといったような立地だと、割高になる可能性は高いです。

早朝、深夜

早朝や深夜におこなってもらう場合は、労基法に定められた割り増し料金がかかります。

これは、当然と言われれば当然ですね。

遺品整理を安くする方法

遺品整理は遺品を買い取ってもらうことで、費用が安くなります。

また、回収のみ、処分するものや供養するもの、買い取りなどの選別が無い場合、あまり部屋が汚れていない場合などは、若干、安くなるケースがあります。

費用が時間制ではない業者の理由

1時間いくらだとか、2時間でいくらだという風に、時間制で費用が決まる遺品整理業者も存在します。

時間制ではない業者の理由は

・休憩が取れない
・料金が不透明になりがち

というものがあります。

時間制だと、「休憩分を費用から引いてくれ。」というお客さんが出てくるので、時間内に作業が終わらなかった場合、途中で打ち切るか?

追加料金が発生してしまうのです。
それだと、料金が不透明になってしまいますよね。

また、時間制だと、スタッフの人数で作業が終わる時間に差が出来てしまいます。

例えば、4人なら3時間で終わるところを2人で作業したことで、6時間かかってしまったとなると、お客さんからしても費用的に損してしまいますよね。

このように、料金を時間制にしていない業者は、費用の不透明さを無くすために、料金を固定しているのです。

どれだけの物品やゴミを整理するか?部屋の大きさはどれくらいなのか?どれだけ洗浄をしなければならないのか?で決まります。

正確な費用は見積もりをしないと分かりませんが、見積もりをしてからではボッタクリに合うケースもあるので、今回はおおまかな遺品整理にかかる料金・費用相場をお伝えします。

まとめ

以上が遺品整理料金の費用相場です。

感覚的には理解できたと思うので、1つの目安にしてください。

とにかく、安物買いの銭失いになったり、ボッタクリ店に必要以上にお金を搾取されないようにしたいですね。

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